アメリカでの就職活動 その1

私がアメリカをさらに嫌いになった理由の一つに、アメリカでの就職活動を開始したことも大きな要因である。なんせ私は、アメリカに来る前には普通に日本の会社で働く社会人で、留学経験もなければ英語もさほど上手ではない状態。30もとっくに過ぎたオバ女子がいきなりアメリカで就職活動を始めたのは、それはそれは大変な状態に。
もう一度言っておくと、留学経験は一度もない、理系の大学を卒業してるだけあって、そもそも英語が得意でない。

結論から言うと、まだ自分の納得できる就職先を見つけていない。でも、今後海外で暮らしたい、就職したいという人には非常に参考になる記事を書いていきたいと思う。

まずは、
1.どの分野で就職するのか、自分の活かせるスキルはなんなのか。
すでに英語が上手な人もいるかもしれないが、日本で育った私たちにとってネイティブと同じ英語力はなかなかハードルが高い。ネイティブレベルに到達できない分、何でカバーするか、やはりそれはスキル。会計(CPAの資格をとるとか)やITなんかはスキルを活かせてしっかり稼げる分野。
私の知り合いのノンネイティブたちは(日本人以外も含め)、会計やITや医療関係が多いです。

2.どこで就職するのか、滞在ステータスはなんなのか。
まずは、ビザサポートが必要な場合は、ちょっと難しくなってくる。アメリカの大学を卒業した留学組はともかくとして、社会人になってからアメリカで挑戦する場合は、まずはほとんどはビザはサポートしてもらえない。私の住む中西部では、95パーセントくらいの確立で応募条件にビザサポートはしないと記載してある。実際、私はグリーンカード保持者なのでビザのサポートはいらないが、それでもアメリカ市民権をもっていないということで相当のマイナスがある模様。何度も滞在ステータスについて効かれるし、アメリカ市民権がない場合じゃないと雇用できないと断られる場合も多い。
都会では色んな人種も混ざってるし、移民やノンネイティブでもさほどきにならないのだけれど、一般的はアメリカにはやはり移民嫌いが多いのは事実。私の名前だけで落とす場合もしばしばあるし、面接の際に会社のオフィスをチラッとみた雰囲気でだいたい分かる。白人率が高いオフィスはまず採用されない、知人も一緒に面接に通って、はっきり言って明らかに私のほうがスキルがある場合でも、知人の白人を採用する始末だ。

3.ネットワーキングが非常に重要
アメリカで感じたのは、ほとんどがコネで採用されているということだ。コネというとなんか後ろめたい感じがするが、アメリカは違う。応募フォームにも、その会社で働く知人の名前を書く欄があって、そこにその会社の従業員の名前を書いた応募から人事は目を通すようだ。何のコネクションもない私は、そのスキルに関わるボランティアをして人脈を作ったり、すでに習得済みのスキルであっても講習などがあれば積極的に参加している。それはスキルというよりも人脈を得るためだ。ほとんどのアメリカンはコネクションを作るために色んなところに顔をだしている。ちなみに、アメリカンはとってもポーカーフェイスで自分の特になることのみを淡々とこなしている。それが嫌いなんだけど…。

次回にまた、詳しく話していきたいと思います!

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